企業の事業所にある様々なOA機器は、オフィス業務にはなくてはならない物でしょう。
破損したり寿命が来たもの、移転で買い換えるなどの際は、どのように処理すればよいのでしょうか?
こちらのコラムでは、OA機器の処理方法について解説いたします。
目次
OA機器の種類
オフィスでは多くのOA機器を使用しています。
一般的には、電話機、コピー機やファクシミリなどの複合機、パソコン、プリンター、モニター、各種通信機器、その他IT機器などです。
その他に、OA機器を設置するためのOA什器と言われるオフィス機器があり、OA機器を使用するための電源などが付いた物もあります。
大型のOA機器などはリースもありますが、新品や中古で購入している場合、買い替えや古くなった物を処分する際は、産業廃棄物として専門の業者に委託して処理します。
廃棄処理の方法は?
事業所から排出されるOA機器は事業活動に伴って発生する廃棄物なので、もちろん一般ゴミとして捨てることはできず、産業廃棄物として正しく処理しなければなりません。
OAは様々な素材と部品で構成されています。ガラス、プラスチック、陶磁器、中には有害物質を含むパーツが組み込まれている場合もありますので、そこに含まれているすべての種類の廃棄物処理の許可を有する業者に委託する必要があります。
無許可の業者へ委託したり、不法投棄が行われたりした場合、マニフェストを交付しなかった場合などは排出事業者にも罰金・罰則が課せられます。
また、パソコンなどは情報漏洩のリスクがあるので、データ消去の徹底も考慮しておく必要があります。
リサイクルの方法は?
回収されたOA機器は、リサイクル可能です。
様々な素材で構成されているOA機器は、プラスチック、鉄、アルミ、ガラスなどそれぞれに分別・分解し、資源としてリサイクルできます。
また、基盤には希少金属が含まれているので、こちらも取り出してリサイクルされます。
パソコンのハードディスクなどは物理的に破壊することで、データの復元ができないように処理されます。
パソコン本体やモニター、基盤などは買い取りも可能ですが、廃棄物の状態や量などによっては難しい場合や、買い取り価格よりも運搬費用の方が高くなってしまう場合もあるので注意が必要です。
OA機器は、多かれ少なかれオフィスでは必ずと言っていいほど使用しているものです。
資源として有効活用できる素材が多く含まれていますので、なるべく多くリサイクルできるよう、適切な処理が行える業者をご提案いたします。
処理にお困りの際はお気軽にご相談ください。
※当社は法人様のみのご対応となります。