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丸商の産廃コラム

COLUMN

洗浄廃液の処理方法は?有価物にはできる?

事業活動に伴って排出される産業廃棄物の中に「廃液」があります。

これには、有害な物質を含んでいる場合が多く、処理の際には注意が必要です。

廃棄するだけでなく、リサイクルとして有価物化することは可能なのでしょうか?

こちらのコラムでは、洗浄廃液の処理方法と有価物化について解説いたします。

洗浄廃液とは?

洗浄廃液とは廃液の一種で、洗浄する工程で発生した液体のことを指します。

例えば、機器や部品などを洗浄したり、洗剤や剥離剤を使用した後に生じる液体です。

洗浄廃液を含む廃液は、いずれも事業活動の中で不要になった液体のことです。

廃液には、重金属、界面活性剤、有機塩素化合物など環境や人体に有害な物質が含まれていることがありますので、産業廃棄物として許可を得た専門の業者に委託し、適切に処理をしなければなりません。

廃棄処理の方法

廃液の種類は主に、廃酸と廃アルカリがあります。

pH(水素イオン濃度)が7より低いと酸性、pH7より高いものはアルカリ性、pH7は中性と区別されます。

廃酸は、硫酸や塩酸などの酸性の廃液のことです。

有機廃酸、無機廃酸、アミノ酸発酵廃液、エッチング廃液、染色廃液など様々な種類があります。

廃アルカリは、ソーダ液などアルカリ性の原液です。写真現像廃液、染色廃液、廃塩酸、廃硫酸、廃リン酸、脱脂廃液などの種類があります。

廃液の処理方法は、廃棄物処理法だけでなく、水質汚濁防止法、下水道法の中でも定められています。

処理の方法は、一般的には焼却処理が多く、他にも中和・脱水・油水分離・活性汚泥処理などがあります。

有価物化できるの?

現在、洗浄廃液の有価物化は難しいのが現状です。

企業や産学官連携で有価物化に向けての研究が進められていますが、まだ技術の開発が望まれている段階です。

とはいえ、リサイクルへの取り組みは進んでいます。

廃液の種類や成分に応じて、中和・不溶化処理、アンモニア回収、蒸留、油水分離、バイオ処理など、様々な方法で無害化し不純物を除去して再利用することが可能です。

リサイクルするにあたっては、適切な処理を行うために、サンプルテストなど廃液の成分分析が重要ですので、廃液処理の許可を得た専門の業者に依頼しましょう。

有価物化が難しい産業廃棄物でも、リサイクルへの取り組みは必要です。

環境負荷軽減、資源の有効活用、またコスト削減や企業イメージアップなどのメリットがあります。

リサイクルできるものかわからない、成分情報が不明など、お困りの際はぜひご相談ください。

 

 

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