事業活動に伴い廃棄されるシュウ酸は産業廃棄物です。
一般的にはあまり聞きなれない名称ではないでしょうか?
産業廃棄物として廃棄するには、どのようにすればよいでしょうか。
今回のコラムでは、シュウ酸の廃棄方法について解説していきます。
目次
シュウ酸とはどんなもの?
シュウ酸は、有機酸の一種で、固体物は無色・無臭の粉末です。
水に溶けやすく、強い酸性を持つ特徴があります。
よって、産業廃棄物として処理する場合は、廃酸として処分を行います。
どんなものに使われている?
使用用途として、金属処理の洗浄剤、医薬品・試薬、染料や漂白剤原料などに使用されています。
ちなみに、シュウ酸は食べ物にも含まれているものがあります。
例えば、ほうれん草やたけのこ、ピーナッツなどです。
シュウ酸の処理方法は?
シュウ酸はpHが低く、強廃酸と呼ばれる特別管理産業廃棄物に該当する廃酸です。
よって、処理において特別管理産業廃棄物と廃酸の許可が必要です。
主に「焼却」や「中和」による処分やリサイクル方法で処理されます。
事前にSDSやWDSといった資料を準備して、処理業者に確認してもらいましょう。
まとめ
シュウ酸とは、有機酸の一種で産業廃棄物では廃酸になります。
例えば、金属洗浄剤や医療、試薬など広い分野で使用されています。
pHが低く強廃酸となるため、特別管理産業廃棄物の廃酸として処理を行います。
主に焼却や中和といった処分・リサイクル方法で処理されています。
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