お客様から耐火レンガを処分したいとのご相談をいただくことがあります。
事業活動によって廃棄する場合は産業廃棄物です。
専門の許可を持った業者に委託処理を行うことになるでしょう。
それでは処理するにあたって、耐火レンガとはどのようなものなのかを解説していきます。
目次
耐火レンガとはどんなもの?
耐火レンガとは、その名の通り耐火性を備えた熱に強いレンガです。
一般的なレンガよりも熱に強く、耐火構造物に使用されます。
主に炉や窯といった高温を扱う設備にて1000℃以上の熱にも耐えることができます。
発生内容によって品目が変わります。
具体的には、がれき類やガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずに該当します。
燃え殻やばいじん等が付着していると、それらの混合物と見られる場合もあります。
発生工程や付着物にも気を付けて処理を検討するようにします。
耐火レンガの処理方法は?
耐火レンガは埋立てが行われる一方で、リサイクルすることも可能です。
破砕や選別といった方法を行い、形状を小さくしたり、異物を取り除きます。
その後、建設材料として路盤材や埋め戻し材へ再利用されます。
再利用に適さない物は、最終処分場にて埋立て処分が行われます。
許可品目は、先の項目で上げた発生工程や付着物が関係してきます。
まとめ
事業活動により廃棄される耐火レンガは産業廃棄物です。
一般的なレンガより熱に強く、高温にも耐えられる構造になっています。
品目としては発生工程にもよって異なりますが、がれき類やコンクリートくず等として処理します。
付着物があることで、その混合物と捉えられる可能性もあります。
処理を行い場合には、発生工程と付着物に注意して検討しましょう。
当社では、特殊な廃棄物や混合廃棄物のご提案実績も多数ございます。
処理方法がよくわからない廃棄物などお気軽にご相談ください。