アンモニアを取り扱う製造工場や施設から廃棄物として処理のご依頼があります。
産業廃棄物としてどのように扱うのか、処理方法などを詳しく解説していきます。
廃棄でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アンモニアとはどんな廃棄物?
アンモニアは、気体や液体として存在します。
気体は廃棄物に該当しないため、液体として処理することになります。
水によく溶けるため、化学工業などでアンモニア水としてよく取り扱われます。
多くは、肥料に使用されたり、工業的に合成繊維の原料、医療や染料など幅広く使用されます。
産業廃棄物の種類として「廃アルカリ」になります。
アンモニアに有害性はある?
アンモニアは、人体に有害性があります。
腐食性や発熱性などの危険性、もし目や皮膚、吸引などした場合、呼吸器などに損傷してしまいます。
また、強い刺激臭があるため、接触や吸引することは避けましょう。
適切な容器での保管や取り扱いに注意しなければなりません。
アンモニアの処理方法は?
具体的な処理方法としては、焼却や中和処理といった方法があります。
直接投入して焼却することではなく、噴霧する形に調整して処理を行います。
また、リサイクルする方法もあります。
廃液中からアンモニアを回収し、また貴金属工業や化学工場等にて再利用する方法です。
まとめ
アンモニアを産業廃棄物として処理する場合、廃アルカリとして処理を行います。
これは主に、廃液として液状のもので処理するためです。
人体にとって有害性があるため、保管や取り扱いには十分に注意します。
具体的な処理方法は、焼却や中和処理になります。
また、アンモニアの抽出して再利用する技術も存在しています。
環境負荷低減するためにも、なるべくリサイクルする方が良いですね。
当社でも、アンモニア廃液のお困りごとについて処理ご提案が可能です。
まずはお気軽にご相談ください。