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丸商の産廃コラム

廃アルカリ液

写真現像廃液の廃棄

お客様から廃液の処理依頼されることが多々あります。

具体例として、写真廃液や現像廃液といった液体物を産廃として処理することがございました。

事業者から廃棄される廃液は、主に「廃酸・廃アルカリ」といった液状の産業廃棄物です。

今回は写真現像廃液の廃棄について解説いたします。

どんな廃棄物になる?

これは写真現像におけるプロセスに使用される液体です。

主に印刷会社や病院等にて廃棄されます。

先にあげたように廃酸や廃アルカリといった種類の産業廃棄物です。

現像廃液はアルカリ性、写真定着液は廃酸になります。

直接触れたりせず、ポリ容器などに入れて保管します。

処理方法は?

例えば、中和処理にて無害化する方法があります。

残渣物は固化されたものを埋立て処分やコンクリート原料等にリサイクルされます。

また、廃液内に含まれる銀は電気メッキ法により回収され、後に精錬所にてリサイクルされます。

他にも焼却によって、高温の熱処理することもあります。

業者によっては、容器が一定以上溜まったら回収してくれるところもあり便利です。

少量だでに、河川や水路にそのまま流すことは不法投棄になるため絶対に行ってはいけません。

処理する際の注意

処理業者に提示する資料として、SDSやWDSといった分析表などはあるとベストです。

特に情報が薄い場合、業者からも引き取りを断られたり、費用が高めに設定されたりします。

また、いくつの業者と相見積もりをとって比較検討しましょう。

相場感・処理フローを確認して、適切に処理が行われているか確認します。

過去の処理実績も確認しておくと信頼度や安心感が湧いてくるでしょう。

そのために、実際に処理工場を訪れて、処理設備を確認することも重要ですね。

まとめ

今回の内容をまとめていきます。

写真現像液は、印刷会社や病院などから廃アルカリ・廃酸として処理をおこないます。

処理には中和や焼却処理によって、処分を行い、リサイクルすることも可能です。

少量でも不法投棄にあたる行為は行ってはいけまんせん。

委託処理を行う場合、処理業者が適切に処理を行えるのか慎重に検討を行いましょう。

 

 

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