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丸商の産廃コラム

COLUMN

廃棄物における「塩素」の関係性とは?

塩素は消毒や殺菌、漂白剤など身近な製品にも含まれています。

産業廃棄物の中にも塩素が含まれているものがあり、廃棄処理の際は取り扱いに注意が必要です。

こちらのコラムでは、産業廃棄物としての塩素はどのような処理が必要なのか解説いたします。

塩素を含む廃棄物とは?

塩素は、医薬品の製造、金属の精錬、漂白剤、消毒剤、水道水の消毒やプールの衛生管理などに使用されています。

次亜塩素酸ソーダなどの塩素化合物は家庭用の漂白剤や消毒液として使用されています。

産業廃棄物としては、次亜塩素酸ナトリウム、塩素系漂白剤、ハロゲン系有機廃液、塩ビ管、塩ビシートなど様々で、含まれる塩素の種類や濃度によって、分類と処理方法が異なります。

例えば、塩素系漂白剤などの液状のものは「廃アルカリ」「ハロゲン系有機廃液」。

塩素化ビニールなどの固形のものは「廃プラスチック」に分類されます。

塩素の危険性

塩素は高い毒性を持っているので、取り扱いには注意が必要です。

吸入すると目、鼻、喉など呼吸器や粘膜を刺激し呼吸困難などの恐れがあります。特に塩素ガスは過剰に吸入すると、肺水腫を引き起こす可能性もあり、最悪の場合は死亡に至るリスクがありますので、吸入しないよう換気を十分に行うことが必要です。

また、腐食性があるので皮膚や粘膜に触れると、炎症や火傷の恐れがあります。

他にも、可燃性ガスと混合すると爆発や発火の可能性があること、酸性の液体と混合すると有毒ガスが発生するので誤混合が起きないよう注意が必要です。

廃棄処理の方法

事業者から排出される塩素は産業廃棄物ですから、排水に放出することはできません。

産業廃棄物として許可を得た専門業者に処理を委託します。

産業廃棄物に含まれる塩素の種類と濃度によって廃棄物分類が変わり、処理方法も異なります。

塩素は毒性がある危険な物質なので、処理業者も取り扱う際に非常に気を遣う廃棄物の一つです。

安全な処理を行うためには、正確な情報の提示をする必要があります。

大気汚染防止法で定められた「ばい煙発生施設」により、排ガスから発生する有害物質に規制があります。

塩素もその中規制対象に含まれているので、処理業者も受入の際に注意をしています。

また、塩素は腐食性が高いため処理施設への負荷が高く、焼却や排ガス施設へのダメージが大きいため、処分業者からも懸念されがちです。

産業廃棄物の中には有害な物質が多く存在します。

処理方法においては、環境保護のために様々な法律で規制されています。そのため、法律遵守の観点から廃棄処理の受け入れに難色を示されることもあります。

含有物の種類や量が不明、受け入れ業者が見つからないなど、お困りの際はぜひご相談ください。

 

 

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