産業廃棄物として排出される黒鉛はどのように処理するのでしょうか。
排出事業者様からは適正処理をもちろん重視されると思います。
他にもリサイクル方法などもあるのか、解説していきます。
目次
黒鉛とはどんなもの?
別名でグラファイトとも呼ばれています。
炭素で出来た黒色の物質で、身近な物では鉛筆やシャープペンシルの芯に使われています。
鉛という字が入っていますが、実は鉛は含まれていません。
他にも耐火材、カーボン材など産業製品にも使用されています。
処理方法は?
産業廃棄物としては、粉末物は「汚泥」として埋立て処分されていることが多いようです。
基本的に有害性はないため、管理型最終処分場で埋立てされることになります。
ただし形状や状態、混入物、自治体により判断が異なる場合もあるため注意しましょう。
固形物は「ガラスくずコンクリートくず及び陶磁器くず」になります。
もちろん状態がよくないものはこのように産廃として処分されます。
黒鉛自体には製造プロセスにおいて需要があり、状態の良い物はリサイクルや有価物としての利用価値があります。
仕分けや発生工程・保管状況によっては廃棄物としてでなく、資源としての可能性もあります。
委託処理の注意
処理業者の許可証や処理フローを事前に確認して検討します。
他にも実際に現地処理場へ現地確認や過去の処理実績なども確認できることが良いです。
また、回収時の荷姿指定があるのか、一度の回収でどれくらいの量を回収できるのか、頻度はどのくらいか等の条件も確認します。
価格についても相見積もりを取って、適正価格や処理方法の違いなども確認して詳しく比較検討することが望ましいです。
ぜひ、参考に処理を進めてみてはいかがでしょうか。
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