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丸商の産廃コラム

COLUMN

産業廃棄物処理と「SDGs」企業ができる環境配慮とは?

2016年から始まったSDGsは、日本全国の企業でも取り組みが行われています。

耳馴染みのある言葉になった今、実際にはどんな取り組みがされているのでしょうか。

また、産業廃棄物とSDGsはどんな関係性にあるのでしょうか?

こちらのコラムでは、産業廃棄物とSDGsの関係性、企業ができることについて解説いたします。

SDGsの概要

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」という意味です。

2015年に国連開催の「持続可能な開発サミット」で、加盟の全193ケ国で採択されました。

発展途上国、先進国が採択した国際目標で、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを謳っています。2016年から2030年の間に達成すべき世界共通の目標として、17項目の目標、目標を達成するための具体的な169個のターゲット、さらに232個の指標があります。

2030年を期限としていますが、それ以降も持続可能な社会を継続させることを掲げています。

産業廃棄物とSDGsの関係

SDGs17項目の中で特に産業廃棄物と密接な関係にあるものは、目標12の「つくる責任、つかう責任」です。

この目標には、食品ロスの削減や生産過程で発生する廃棄物の削減。循環型経済を形成するリサイクル率向上の促進。

持続可能な資源利用を目指して原材料の選定、エネルギー効率の向上を図りサプライチェーン全体を最適化する。

という項目が重要視されています。

また、目標12には設定されたターゲットが11個あり、全てにおいて産業廃棄物の管理、廃棄物自体を削減するという内容が含まれています。

具体的な取り組み

目標12を達成するためには、「3R」の取り組みが重要です。

「Reduce/リデュース」過剰消費を抑え、廃棄物の発生を最小限にする。

「Reuse/リユース」繰り返し使用できる製品を再使用する。

「Recycle/リサイクル」廃棄物を資源として再生利用する。

この3つに加え、「Refuse/リフューズ」不要な物や製品などを受け取らない。

「Rot/ロット」生ごみや有機物を堆肥化して再利用する。という項目も重要視されています。

食品ロス、海洋プラスチック問題、最終処分場の逼迫など、産業廃棄物処理が抱える課題を解決していくためにも、すべての企業が今後もSDGsに取り組んでいく必要があります。

現代社会では物を製造すれば、消費されて廃棄物が排出されます。

資源の過剰消費は資源が枯渇し、生物や自然環境が破壊されていきます。

持続可能な社会を実現していくため、環境に配慮した取り組みを行うために企業ができること

廃棄物処理の観点からご提案しますので、ぜひご相談ください。

 

 

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