事業所から排出される廃棄物は、廃棄物収集運搬業者に委託して処理をしますが、回収の時間帯は何時頃なのでしょうか。
日中だけでなく、希望によっては夜間の回収も対応してもらえるのでしょうか?
こちらのコラムでは、廃棄物の夜間回収について解説いたします。
目次
廃棄物の回収はどうするの?
事業所から排出される廃棄物には「産業廃棄物」と「一般廃棄物」があります。
産業廃棄物は、法的に分類された、事業活動によって生じた20種類の廃棄物のことです。
その分類に該当しないものが一般廃棄物で、事務所や商店・飲食店などから出される紙ごみや生ごみなどです。
大きな工場でも小さな個人商店でも、事業に伴う廃棄物はいずれも事業系廃棄物として規則に従い、専門の処理業者に依頼して回収・運搬・処理してもらうことになります。
回収の時間帯は夜間でも可能?
廃棄物回収の時間帯は、夜間・深夜でも対応できます。
産業廃棄物も一般廃棄物も日々排出され続けますので、定期的に回収してもらう必要がありますね。
事業者と一口に言っても、様々な業種があり事業活動の時間帯も様々です。
日中稼働している業態でも、稼働中や営業中は回収ができなかったり、夜間に稼働している業態で翌日まで廃棄物を保管しておくことができないなど理由は様々です。
ただ全ての業者が夜間対応できるわけではなく、まだ少ないのが現状です。
料金が割り増しになる可能性もありますから、事前の確認と打合せによって業者を選定することが必要ですね。
夜間回収、深夜回収の例
実際にはどんな廃棄物が夜間回収されるのでしょうか。
いくつか例をご紹介します。
・デパートやショッピングモールなどで、営業後にテナントから搬出したい
・駅ビルの店舗などで、最終電車が終わってから回収してほしい
・日中の稼働後、夜間にコンテナの回収をしてほしい
・イベントやコンサートなどが終了してから撤収作業とともに搬出回収してほしい
・夜間工事の現場で排出された廃棄物を翌日まで保管しておけない
など様々な事例がありますが、作業効率と安全を充分確保したうえで、夜間・深夜の回収が可能です。
廃棄物を放置せず早く回収することは、トラブル回避、現場の保全や環境美化にも必要ですね。
回収時間、費用などは地域や業者で様々ですので、条件に合う回収業者をお探しの際は、全国の情報とネットワークを持ち全国対応可能な弊社が代行します。ぜひご相談ください。