お問い合わせ 059-358-7800

8:30~17:30 (土日祝・年末年始は休み)

全国どこでもどんな廃棄物にも対応!
ご相談は無料です。お気軽にご相談ください。
※法人のお客様のみ受付

お問い合わせ 059-358-7800

※法人のお客様のみ受付

8:30~17:30 (土日祝・年末年始は休み)

お客様事例

廃棄物の有価物化

廃棄物はコストではなく資産になる?― 有価物化の成功事例と導入ステップ

廃棄物は「処理費用を払って捨てるもの」という常識は変わりつつある

多くの企業では、廃棄物処理は「必要コスト」として処理費用を支払うのが一般的です。

しかし近年、廃棄物を再資源化し「売却収入を得る」動きが広がっています。

つまり、廃棄物はもはや“コスト”ではなく、適切に選別・加工することで“資産”に変えることができるのです。

本記事では、有価物化の具体例と実際の導入ステップをご紹介します。


廃棄物が「資産」に変わる仕組みとは?

有価物化とは、廃棄物の中から再利用価値があるものを選別し、リサイクル業者や資源メーカーに「売却する」取り組みです。

例えば以下のような廃棄物は価値を持っています。

有価物化されやすい主な品目

品目主な発生業種市場価値の理由
金属くず(鉄・銅・アルミ等)製造・建設世界的な資源価格の高騰
廃プラスチック各種自動車・食品容器再生プラ需要の拡大、脱炭素の進展
紙くず印刷・物流古紙パルプとして再生可能
使用済み溶剤・廃油化学・塗装蒸留再生や燃料代替として利用

これらの廃棄物は、不純物が少なく、選別状態が良いほど高値で取引されます。


成功事例:逆有償処理から年間数百万円の収益化へ

【ケース1:電子部品メーカー】

  • 課題:プラスチック端材を産廃処理しており、年間約300万円の処理費用が発生
  • 改善:樹脂の種類ごとに分別し、圧縮梱包機も導入
  • 結果:再資源化業者が買い取ることになり、年間100万円の「売却収入」が発生
  • 効果:実質400万円のコスト改善(処理費300万円削減+収益100万円)

【ケース2:食品工場】

  • 課題:食品残渣を産業廃棄物として処理
  • 改善:飼料メーカーと連携し、有機性資源として活用
  • 結果:処理費用ゼロ、さらに1トンあたり数千円の収入に
  • 効果:環境報告書に「廃棄物排出量の削減」として掲載し、ESG評価向上にも寄与

有価物化の導入ステップ

STEP1:現状廃棄物の“棚卸し”

  • 排出している廃棄物の種類・発生量・含有物を整理
  • どの廃棄物が有価物化できる可能性があるかを調査

STEP2:前処理・選別体制の整備

  • 樹脂・金属など、混合廃棄を分別するだけで価格が3倍以上になることも
  • 圧縮機や洗浄機の導入で、不純物を減らし価値を向上

STEP3:複数のリサイクル業者へ見積り

  • 買取価格は業者によって大きく異なるため、比較が必須
  • 月単位での相場変動もあるため、契約条件の見直しも重要

STEP4:契約・法令対応

  • 有価物として取引する場合でも、マニフェストや帳簿管理が必要な場合あり
  • 「有価物か廃棄物か」の線引きは自治体の判断によるため、事前確認が不可欠

まとめ:廃棄物は「見る視点」を変えれば価値に変わる

廃棄物の有価物化は、単なるコスト削減にとどまらず、
・経営の収益性向上
・ ESG・SDGsへの貢献
・ 廃棄物排出量削減による社会的評価の向上

といった多くのメリットをもたらします。

「廃棄物を捨てる時代」から「廃棄物で稼ぐ時代」へ
自社の廃棄物は、まだ眠っている資産かもしれません。

当社では多種多様な廃棄物の有価物化した実績がございます。

ご相談は無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

CONTACT

全国対応お問い合わせ

産業廃棄物処理に関するお問い合わせやお見積り依頼はお気軽にどうぞ。

059-358-7800

8:30~17:30(土日祝・年末年始は休み)

※法人のお客様のみ受付

TOP