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丸商の産廃コラム

COLUMN

イソシアネートの廃棄物処理

イソシアネート基を含む化合物であるイソシアネートは、多様な種類があり、工業製品から生活に密着した家庭製品にも使われている揮発性の液体です。 

こちらのコラムでは、イソシアネートの特徴や処理方法について解説いたします。

 

イソシアネートとはどんな産業廃棄物なのか

イソシアネートとは、自然界には存在しない化合物です。

分子の中に-N=C=O基を持つ化合物の総称です。

NとOに挟まれた炭素(C)がアルコール類のヒドロキシ(-OH基)と結合してポリウレタンになります。

産業廃棄物の処理としては、イソシアネート化合物のポリイソシアネート成分やポリオール成分は、原液のまま焼却する方法と、両方の成分を反応させて固化してから焼却するか埋め立てる方法があります。

いずれの場合も、都道県知事の委託を受けた廃棄物処理業者に委託する必要がありますね。 

 

何に使われるもの? 

イソシアネートはポリウレタンの主原料として使われることが有名です。

タイヤ、バンパー、マットレス、印刷材料、接着剤の硬化剤、歯科材料、アスファルト、防水工事など幅広い分野で多くの製品で使用されています。

他にも、衣類洗濯用の柔軟剤や芳香剤などの香り成分を閉じ込めるマイクロカプセルとしても使用されています。

最近では新築の吹付断熱にも使われるようになってきました。 

 

危険性はあるの? 

物質自体の特性としては、刺激がある臭気を持ち、催涙性があります。

反応性が高く、水やアルコール、アミン類などと重合反応を起こして発熱し固化します。

そのため熱や光、湿気などを避けて、密閉容器での冷蔵保管、また不活性ガスを充填したうえで保管するなど、取り扱いには注意が必要です。

直接吸入や皮膚接触すると強い影響を受けることもあります。

感作性が高いので、皮膚や粘膜、呼吸器などへの影響による健康被害も報告されています。 

 

他の物質と反応して固化やガス発生のリスクもありますので、単独処理をするなど、処理や処分についても注意が必要です。 

正しい知識と適切な対応でご提案していきますので、ぜひご相談ください。 

 

 

 

 

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