ハロン消火器の処理について最近問い合わせが多くなっています。
実際に、ハロン消火器は詳細分類により、処理難易度が違ってきます。
今回のコラムでは、まずハロン消火器の種類を説明し、処理方法もご紹介いたします。
ハロン消火器のような処理困難物でも丸商では解決できます!
目次
ハロン消火器とは?
消火器の消火剤として、ハロン化合物を使用した消火器を言います。
使用及び管理の難易度が高い為、一般家庭より産業用に主に使用します。
消火性能が高い特性の反面、ハロン化合物は温室効果ガスとして分類されたため、2000年から生産禁止になっています。
温室効果だけではなく、有毒性もありますのでかなり危険です。
危険性も高いため、種類によっては特別産業廃棄物になる消火器もあります。
よって、消火器の種類をしっかりと把握し、処理を依頼する必要があります。
ハロン消火器の書類は?
ハロン化合物の分類により、下記の通り8つがあります。
- ハロン1001(若しくはブロモメタン)
- ハロン10001(若しくはヨードメタン)
- ハロン1011(ブロモクロロメタン)
- ハロン1202(ジブロモジフルオロメタン)
- ハロン1211(ブロモクロロジフルオロメタン)
- ハロン1301(ブロモトリフルオロメタン)
- ハロン104(四塩化炭素)
- ハロン2402(ジブロモテトラフルオロエタン)
様々な種類の中でハロン104やハロン2402は毒性が強い為、処理に特に難しい物質になります。
処理方法は?
消火器に使用されている、ハロン化合物は一般のハロンより危険なものです。
よって、適切な処理をしないと環境に大きな影響が出る可能性があります。
それでハロンは温室効果も高い為、許可やしっかりと処理できる施設に依頼をする必要があります。
ハロン化合物消火器の処理方法としては、廃棄物混焼法方式(ロータリーキルン方式)を使用します。
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まとめ
消火器の消火剤により、処理困難物になる若しくは特別管理産業廃棄物になる可能性があります。
その中でハロン化合物を使用する消火器は、温室効果及び毒性が高いという特徴があります。
よって、処理が難しくなりますが、適切な方法で処理しなければなりません。
処理方法としては、廃棄物混焼法方式(ロータリーキルン方式)を使用します。
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