丸商では、産業廃棄物に関する様々なお問合せをいただいております。
最近よくあるものが「大量の薬品類を処理するために、廃棄リストを作成する必要があるので代行してほしい」というニーズです。
薬品の廃棄物処理は中身が不明な場合があり、処理にお困りの方が多くいらっしゃいます。
こちらのコラムでは、大量の薬品処理に必要なこと、丸商がお手伝いできるサービスについて解説いたします。
目次
不明薬品とは?
大学や研究機関、製造現場、医療現場などでは多くの薬品を使用し、薬剤そのものや原料、使用済みの試験薬などが廃棄物となって排出されます。
その中には、何らかの理由で放置されたり、ラベルが剥がれたりして中身がわからなくなってしまう、いわゆる不明薬品があります。
成分が混在した薬品もあり、化学反応が起こり、爆発や発火、有毒物質が発生してしまう可能性もあるので安易に処分することは危険です。
少量だからといって埋めたり下水に排水するなど環境破壊につながる行為は絶対にしてはいけません。
処理の際の注意点
薬品の廃棄物は、廃棄物分類では廃油・廃酸・廃アルカリなどにあたりますので、産業廃棄物として、許可を得た専門業者に委託します。
まずは、処理業者が見積もり出すため、どんな種類の薬品がどれくらいの量があるかを確認する必要があります。
大量の場合はリスト化することが重要になります。リストで必要な内容は以下のとおりです。
①まずは自分で見る ②中身は何か ③容器・容量の状態 ④どのくらいの量が入っているか ⑤何本あるか ⑥これらを種類ごとに写真撮影する
写真を撮って見せるだけで見積もり出してくれる業者はほぼおらず、本数や容量などの詳細を教えてください、という業者がほとんどなのが現状です。
丸商ができること
見積もりのために、このようなリストを作成することは、時間的にも手間がかかりますし知識も必要になります。
中でも、ラベルが剥がれていたり、いつからあるかわからないような中身が不明の液体は非常に厄介なので、依頼をしても処理を断られる業者が多いです。
丸商では、このような厄介なケースの代行サービスを実施できます。
面倒なリストの作成、収集運搬と処分、適正な処理が行える業者の選定など、全てをご提案いたします。
費用については、丸商から現場までの移動距離、作業人数・作業時間で異なりますので、まずはご相談ください。
様々な産業廃棄物を適正に処理するため、丸商が排出事業者のお困りごとを一括して代行から処理までまるっと解決いたします。
※当社は法人様のみご対応となります。