「炭酸ナトリウムが入った液体を処理したい」とご相談いただくことがあります。
企業から廃棄する際には、産業廃棄物として処理をしなければなりません。
よくわからない不明薬品・試薬、謎の液体など処理にお困りの企業様からよくご相談があります。
不明な液体の中には、危険な物質が含まれる可能性もあり、粗末な扱いをして事故になる事も考えられます。
今回はその中で炭酸ナトリウムの処理方法について解説していきます。
目次
炭酸ナトリウムとはどんなもの?
物としては白色の結晶・粉末状です。
主な使用用途は、ガラス製造に多く使用されています。
他にも試薬・薬品など化学品原料などにも使用されています。
水に溶けやすい性質があり、水に溶けたものはアルカリ性を示します。
その場合、産業廃棄物としては廃アルカリとして処分することとなります。
よって、廃アルカリの許可所持している業者で処理を行います
炭酸ナトリウムの処理方法は?
炭酸ナトリウムを廃アルカリとして処理する場合、中和処理を行います。
希硫酸などの酸を使用して中和していく方法があります。
他の廃棄物と混ぜたりして不適切な処理をしないようにしましょう。
よくわからない物の場合は?
炭酸ナトリウムでなくても、他によくわからない液体や粉末の処分に困ることがないでしょうか。
有害物質が含まれた物の可能性もあるため、安易に廃棄することは危険です。
よって、安全を万全にするために、中身の分析を行って適切に処理できる業者で処理を進めましょう。
水道に流したり、地面に埋めたりして不適切な処理方法は絶対行ってはいけません。
当社では炭酸ナトリウム、化学薬品、試薬、不明な液体・粉末などさまざまな廃棄物に対応できます。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。