事業活動によって廃棄される合成木材は産業廃棄物です。
処理する際には適切に処理を行わなければなりません。
具体的にはどのような廃棄物になるでしょうか。
こちらのコラムではそんな合成木材の廃棄について解説いたします。
目次
合成木材とはどんなもの?
主に木と樹脂を混ぜ合わせて作られた人工的な素材です。
材木くずとプラスチックを組み合わせて、耐腐食性や耐久性、木のトゲが刺さりにくいなどのメリットがあります。
よくウッドデッキや梱包材、建築の素材、解体・改装工事などで発生します。
リサイクル品としても価値があり、エコ製品としても注目されています。
廃棄する場合は?
基本的には廃プラスチック類として処理されます。
これは産業廃棄物として処理するため、市町村の廃棄物と同じ処理施設に出すことはできません。
許可を有している処理業者と契約書を交わし、マニフェストを交付して処理します。
もし、無許可の業者に依頼したり、不法投棄、マニフェストの不交付等といった違反には罰則が設けられています。
必ず処理を行う前に委託しても問題がないか詳しく確認しましょう。
廃棄する際のポイント
基本的なことは、どんな廃棄物であっても他の廃棄物と分別しておくことです。
別の廃棄物が混ざっていることで処理を断られたり、処理費が高くなってしまったりします。
さらにリサイクルできたものが埋立て処分に回ったりと環境負荷にも影響があります。
他にも保管方法が屋外に雨ざらし放置で状態が悪く、汚れが著しく酷い場合も同様です。
適切な保管と廃棄までの管理方法もポイントになってくることを覚えておきましょう。
当社では、廃棄物処理、リサイクル、有価物化、さまざまなニーズから排出事業者様に最適な処理方法をご提案いたします。
また、その際の運用方法についても詳しくご相談いただくことができます。
ぜひお気軽にご相談ください。