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丸商の産廃コラム

COLUMN

RPF化・焼却・脱水…中間処理の選択基準は?

産業廃棄物が処理される工程で重要なのが中間処理。

これは、循環型社会を目指していくためには欠かせないプロセスです。

こちらのコラムでは、産業廃棄物の処理工程である中間処理の役割と重要性、最終処分との違いなどについて解説いたします。

産業廃棄物の中間処理とは?

産業廃棄物の処理は一般的に、収集運搬→中間処理→最終処分という流れで行われます。

中間処理とは、産業廃棄物をリサイクルや最終処分しやすくするための工程で、「安全化」「安定化」「減量化」「無害化」することです。

収集された産業廃棄物は中間処理施設に運ばれ、種類ごとに焼却や破砕、脱水などを行い減量化します。

中間処理をすることで、全ての廃棄物を埋め立ててしまうのではなく、再生可能な廃棄物を選別してリサイクル原料にしたり、適切な方法で廃棄物を減量し、埋め立てる量を減らすことができます。

中間処理の方法

中間処理の種類はいくつかあります。

こちらはその一例です。
・焼却/燃え殻にして廃棄物の減量、熱エネルギー回収
・破砕/砕くことで廃棄物の体積減少、複合廃棄物の分離や選別
・脱水/汚泥などの水分を取り除く
・中和/廃酸、廃アルカリのpH調整
・溶融/有害金属や石綿などを高温で溶かして無害化


例えば、廃プラスチックや古紙を原料として固形燃料を製造するRPF化の場合は、破砕→乾燥→成形という中間処理の工程を経てリサイクルされています。

最終処分との違いは?

中間処理と最終処分はいずれも産業廃棄物処分に関わる作業ですが、役割が異なります。

中間処理は、最終処分の前に行われるもので、最終処分しやすくするために、安全化・安定化・減量化・無害化する工程です。

最終処分は、廃棄物を最終的に埋め立て処分することです。最終処分場の種類は「安定型最終処分場」「管理型最終処分場」「遮断型最終処分場」があります。

しかし、国内の最終処分場は限界に近づきつつあり、逼迫した状況にあります。

現在、中間処理をすることで、産業廃棄物の約50%をリサイクル可能な資源にすることができています。

今後20年足らずで、最終処分場は限界に達するとも言われています。

今後は、さらに積極的なリサイクルや廃棄物を排出しないための取り組みが必要です。

循環型社会実現のためにも、最終処分の前段階として中間処理は不可欠です。

リサイクルの取り組み方法から適正な処理が行える業者選びなどをトータルでご提案しますので、ぜひご相談ください。

 

 

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