金属くずとは、事業活動に伴って発生する鉄鋼・非鉄金属などのことです。
産業廃棄物の中でもリサイクル率が約9割とかなり高い廃棄物となっており、種類や状態によっては専門業者で買い取ってもらうことも可能です。
そこで本記事では、金属くずの買取や処分を依頼する際に注意すべきポイントを解説いたします。
また、一般的な買取単価についてもご紹介するので、金属くずの処分にお悩みの方はもちろん、「有価取引をしたい」「コストを下げたい」という方もぜひご参考にしてください。
当社でも金属くずの買取・処理についてのご相談を承っております。お困りの方は、ぜひご相談ください。
目次
産業廃棄物における金属くずとは?具体的な種類で解説
金属くずといっても様々な種類があります。
おおまかに工場などの製造工程から排出されるものや建設廃材の金属部分が該当します。
環境省や公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターによると、
”鉄鋼または非金属の破片、研磨くず、切削くず、空き缶、金属スクラップ等”としております。
金属くずは総じてリサイクルプロセスでほとんど劣化しないものが多いです。
よって、リサイクルに活用されやすいのが特徴です。
具体的な金属くず例
金属くずはいくらで買い取ってもらえるか
金属の買取価格は、様々な要因によって相場が変動します。
海外の影響をうけやすく、同じ金属でも種類によって価格が変わるため注意が必要です。
一般的な金属買取単価
金属の種類毎に買取単価をまとめました。(下記参照)
なお、下記の買取単価は一般的な数値であるため、実際の買取単価とは異なるケースがございます。予めご了承願います。
金属 | 買取価格 |
---|---|
鉄 | 30円~50円/kg |
ステンレス | 100円~250円/kg |
アルミ | 70円~200円/kg |
銅 | 500円~900円/kg |
真鍮(黄銅) | 550円~900円/kg |
鉛 | 15円~180円/kg |
ニッケル | 250円~1600円/kg |
他の素材が付いているものはどうなる?
金属が多く使用されている廃棄物であっても、プラスチックやゴムなど他の素材が付いているものは買取ができず、処分費が発生することがあります。
自社内でしっかり分別作業を行うか、事前に業者にお伝えした上で買取引きが可能かどうか確認するようにしましょう。
詳細な金属くず買取の相場や処理コストについては以下よりお問い合わせください。
ご相談やお見積りは無料で承っております。
金属くずの回収・買取・処理を依頼する際の注意点
最後に、金属くずの回収・買取・処理について業者に依頼する際に注意すべきポイントを3つご紹介します。
混合物の回収
前述の通り、金属以外の素材が一体型となっているものは引取りができないものもあります。
見積もりの際に素材を全て伝えなかった場合、回収時にトラブルになることがあるので、事前に必ず業者へ伝えておくことが大切です。
買取相場の変動
金属は相場によって価格が変動します。
適正な買取価格を提示される業者を選ぶようにしましょう。
金属の取扱い、実績が豊富
廃棄物に価値のある金属が含まれているのにも関わらず、業者に分離・精製技術がないなどの理由で、買取査定に含まれてないケースもあります。
金属の取扱い種類と実績がある業者選びが大切です。
まとめ
本記事では金属くずの買取や処分における注意点や買取単価についてご紹介いたしました。
金属くずはリサイクル率が高い産業廃棄物ですが、買取価格は買取相場によって変動します。
そのため、業者選びをする際は、適正な買取単価を提示する業者や金属種の取扱い実績が豊富な業者かどうかを見極めることが大事です。
株式会社丸商でも、金属くずの買取・処理についてのご相談を承っております。
「処理コストを引き下げたい・・・」
「各店舗でまとめて管理したい」などコストダウンや一元管理にも対応しております。
金属くずの廃棄でお悩みの場合は、是非一度ご相談ください。
ご相談やお見積りは無料で承っております。