ベリリウムは廃掃法上では特別管理産業廃棄物にあたる有害物質が含まれていない為、特別管理産業廃棄物としては認識されておりません。
つまり普通の産業廃棄物として廃棄することになります。
しかし、ベリリウムは強い毒性を持っており、発がん性があると評価されています。
よって人体に影響を及ぼす危険性が非常に高い廃棄物となっています。
もし、粉塵を吸引してしまった場合、肺炎や肺機能に障害といった健康被害が出る可能性があります。
比較的身近な物では、X線装置に含まれているX線管球に使用されている物があります。
例えば、こんな物に含まれている可能性があります。
・X線分析装置、X線回析装置、X線膜厚測定器、X線検査装置(ラジオフレックス)
・レントゲン装置
・アルゴンレーザー
・サイラトロン、真空管
・電子顕微鏡
他の廃棄物と混ぜて処理してしまうことは、あまりよくありません。
その様に危険な廃棄物を処理できる処理場は全国的にも非常に限られています。
丸商では独自のルートを確立し、ベリリウムを処分するルートを確立する事ができました。
医療機関や研究所、検査機関、メーカーなどのベリリウムを扱う企業様から多くのお問い合わせをいただいております。