企業の工場などから廃棄するアルミ複合板は産業廃棄物です。

適正処理を行うことが必要になります。

具体的にはどのようにして処理をするのでしょうか？

また、リサイクルすることも可能でしょうか？

今回はアルミ複合板の産廃処理について解説いたします。

アルミ複合板とは？

アルミの板２枚で真ん中の樹脂を挟んだ板状の材料です。

主な使用用途は、建材や看板に使われています。

アルミとポリエチレンを素材としており、軽量であることや衝撃にも耐性があるといった特徴があります。

こういった製造過程で発生した端材や撤去物などが産業廃棄物として処理されています。

廃棄物としての処理方法は？

産業廃棄物としては、金属くずと廃プラスチック類の混合物となります。

アルミと樹脂がくっついている状態でリサイクルは難しい廃棄物です。

リサイクルを実施するには、人手を使って選別や分離性能の高い装置を使用することになります。

そういった際に、処理コストが上がってしまうことが問題です。

処理業者によっては、リサイクルができないので破砕等の中間処理後に埋立て処分になることもあります。

リサイクルのポイント

上記の通りに、素材ごとに分別することがリサイクルの最も重要なポイントです。

可能な限り単一素材までできると、物によっては有価買取りができる業者もあります。

状態を良く保つためにも、保管状況も疎かにしてはいけません。

屋内保管することや適切なシートや容器を使用して保管していくことも必要です。

汚れや異物の付着、分別の状態が雑なままではリサイクルができない、業者によっては引き取りを断られる要因になります。

適正処理・リサイクル推奨にあたって、廃棄物の保管や分別を徹底することが大きなポイントです。

当社では、埋立てからリサイクルへのご提案実績が豊富です。

場合によっては有価物に転換できた事例もございます。

廃棄物のお困りごとは是非お気軽にご相談ください。