工場・事業所から排出される廃棄物は、自社で管理を行われている企業が殆どだと思います。
実際に自社で廃棄物の管理をするには多くの手間や負担がかかっており、専属の廃棄物担当部門や担当者がいない企業もあります。
そんな廃棄物の管理について、当社では廃棄物のアウトソーシングをご提案しております。
廃棄物のアウトソーシングを行う事でどのようにして解決ができるでしょうか?
今回はそんな廃棄物管理に関する課題とアウトソーシングによる解決策・メリットをご紹介いたします。
目次
自社管理による課題事例
①新しい廃棄物が出た場合、自社に廃棄物に詳しい人がいないため、処理先を探すのに苦労する。
本業に業務が集中して、廃棄物に対する時間をかけている余裕がない。
問合せした処理場から見積りは出たが専門的な知見がなく「本当に適正処理されるのか?」「処理費の相場は?」「法律的な面で違反にはならないか?」などの不安が残る。
②工場内の廃棄物を保管場所に集約して分別を行っているが、現場の対応が雑でしっかり分別がされていない。現場作業員が廃棄物について詳しくなく、自社で廃棄物担当部門がないので教育することも難しい。
分別ができていない分、余分に処分費を払っていたり、リサイクルができない廃棄物が増えてしまっていて埋立てせざるを得ない物が多くなってしまっている。
アウトソーシングによる解決策
上記のような課題について、アウトソーシングによる方法で解決することができます。
新しい廃棄物・突発的に発生した廃棄物の受入れ先をご提案
当社の廃棄物専門のスタッフによる介入により、新しい製品の製造・研究などで発生した廃棄物や急遽処理しなければならない廃棄物など、処理までスピーディーに対応が可能です。
専門的な知見により、新しい処理先を選定・ご提案を行います。実際に1から処理業者を探して処理するまでには早くても1カ月以上はかかってくることが多いです。時間かけて探したのに「どこの業者にも断られた」「この処理方法が最も適正処理方法なのか?」「費用は相場的にどうなのか?」がよくわからないまま処理してしまうことも大きな負担になります。
廃棄物専門の見解により、本業の片手間で廃棄物管理されている担当者の負担を大幅に軽減できるだけでなく、コストやリサイクル、有価物化など様々な観点から最適な処理方法をご提案いたします。
専門スタッフによる解体・分別作業の徹底
廃棄物現場での介入では専門スタッフによる解体・分別などを細かく徹底いたします。
今までしっかり分別できていないために処理費が高かった、返却されたしまった・埋立て処分されていた廃棄物などを削減できます。
中には解体の難しい特殊な装置に含まれる有害物質などもあります。こちらも適切に解体・分別を行うことで、最適な処理方法をご提案することが可能になります。
まとめ
自社で排出される廃棄物を自社管理するために、様々な課題やコスト、リスクといった負担をかかえて運用されている排出事業者がほとんどです。
その中でも社内に廃棄物に詳しい人材がいない、廃棄物の分別がしっかりできていないなどの廃棄物に関する知識がない不安から出る課題が多いようです。
そんな課題をアウトソーシングすることで解決を図ることが出来ます。
当社の専門スタッフによる廃棄物調査から「新しい廃棄物が出そう」「こんな廃棄物が急遽発生してしまい、急ぎで処理したい」などの問題にスピーディーに対応いたします。
また、現場での分別作業も専門スタッフによる解体・分別により、今までリサイクルできなかった廃棄物や埋立て処分を行っていた廃棄物の削減を図ります。
もし自社運用に不安がある、負担が大きい・・・など気になる点がございましたら是非、お問い合わせください。