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丸商の産廃コラム

COLUMN

PFOA含有廃棄物の処理はどうする?

かつて使用されていても、人体や環境への影響から製造や使用が禁止されていく物質は数多くあります。

自然界ではほとんど分解されずに蓄積されていく化学物質の産業廃棄物はどのような処理が必要なのでしょうか?

こちらのコラムでは、PFOA含有廃棄物の処理について解説いたします。

PFOAとは?

PFOAとは、ペルフルオロオクタン酸という有機フッ素化合物です。

様々な製品に使用されており、界面活性剤としてフッ素ポリマーの製造時に助剤などに使われています。

撥水・撥油・防汚剤として、泡消化剤、電子基盤、石材、自動車、フローリングなど幅広く使用されてきました。

身近なところでは、フッ素樹脂加工のフライパンを作る時の助剤にも使用されていましたが、現在は発がん性があるなどの危険性が指摘され、使用していないものがほとんどです。

毒性や危険性は?

PFOAを含む有機フッ素化合物は、有害性や蓄積性などが明らかになってきたため、現在では製造も使用も制限されています。

経口摂取で体内に吸収され、主に肝臓と腎臓に蓄積されます。体内では代謝されず排出も難しいことから、長年蓄積されて高コレステロール、胎児への影響などのリスクも高まります。

また、自然界ではほとんど分解されないので『永遠の化学物質』とも呼ばれています。

水質汚濁などで環境を汚染し続け、動物や植物も汚染され食物連鎖などを通じて健康被害がもたらされます。

廃棄物の処理方法は?

PFOAを使用した製品そのもの、PFOAが入っていた容器、配管やポンプを洗浄した排水など、廃液・残さ・汚泥全てがPFOA含有廃棄物として取り扱われます。

環境省で策定されている「PFOS含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」にPFOAも追加され、2022年からの施行で基準が厳しくなりました。

最終的には分解処理・焼却処理されますが、廃棄の際は、専門の処理業者にPFOA含有物であることを告知しマニフェストを交付して委託します。

廃棄処理に出すまでの保管についても細かな規則が設けられていますので注意が必要です。

人体でも自然界でも分解されない化学物質は、これからの地球環境を守っていくためにも適切な使用と処理が求められます。

知識と経験を持った専門の処理業者にご相談ください。

 

 

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