産業廃棄物のなかで、「金属くず」という廃棄物があります。
この記事では金属くずの種類や処分方法、処分に掛かる費用相場を解説いたします。
目次
金属くずとは
主に鉄で形成されたものが一般的ですが、ステンレスやアルミといった非鉄金属とよばれるものもあります。
金属くずが発生する場所

さまざまな事業から排出されますが、特に金属製品を製造、加工工場といった事業所では日々発生しています。
また、建物の解体によって発生したサッシや電線なども金属くずです。
金属くずの種類

鉄くずと呼ばれる鉄で構成されたものが主流ですが、アルミやステンレス、金、銀、銅といった非鉄金属も該当します。
簡単に言えば、鉄は磁石にくっつきますが、非鉄金属は磁石にくっつきません。ステンレスにはくっつきますが、これは中に含まれる鉄によるもので、つかないものもあります。
金属くずの処分方法
大きく分けて、リサイクルと埋立て処分があります。
リサイクルでは、金属精錬と金属回収があります
・金属精錬とは、不純物を含む金属から高純度の金属を取り出してリサイクルする方法です。
・金属回収とは、廃棄物の中なら金や銀などの金属を取り出して回収するリサイクル方法です。
金属くずの処分に掛かる費用相場
物にもよりますが、平均的におおよそ1~40円/kgほどで処理されるケースが多いようです。また、金属として価値があり、リサイクル率も高いことから、有価物として買い取りされるケースも多く存在します。
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まとめ
金属くずとは、主に鉄くずでできた金属や非鉄金属と呼ばれるアルミやステンレスも該当します。
さまざまな事業所で排出されますが、金属製品・加工工場などでよく発生しています。
費用はおおよそ1~40円/kgほどで処理されるケースが多く、物によっては有価物として取引されているケースもよくあります。
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